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顧問 ベリーベスト法律事務所
2014年5月9日、政府 規制改革会議はダンス営業を風営法の規制の対象から外す方針を確認。
今後識者の意見を聞きながら風営法の改正に向けて活動を本格化する姿勢を示しました。
政府 規制改革会議が風営法規制改正を提言
そもそも社交ダンスは欧米諸国では紳士淑女のたしなみ。
売春を取り締まるために風営法が制定された戦後の混乱期も遠い昔となった今、社交ダンスにこうした規制が適用されること自体疑問を感じずにはいられません。
デビュタント写真
フランス語で’初心者’を意味するデビュタント。ヨーロッパ諸国、アメリカ大陸、オーストラリアやフィリピンなど多くの国で上流階級や貴族に属し社交界にデビューした18歳から20歳の女性の事をこう呼びます。
世界でもっとも知られているのがウィーン国立劇場の舞踏会。大勢のデビュタントが初々しいウィンナワルツを一斉に披露する姿、一度は目にした事があるのではないでしょうか?
デビュタントの習慣をもつ多くの国で社交ダンスは淑女としての最低限のマナー。
彼女達は社交ダンスを通してレディーとしての立ち居振る舞いやドレスの着こなし、エスコートしてくれる男性とのコミュニケーション方法などを自然に学んでゆきます。
日本における法規制。長い歴史を持ち洗練された文化である社交ダンスをきちんと見つめなおしてくれる事を願っています。