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顧問 ベリーベスト法律事務所
今年の日本インターナショナルダンス選手権大会アマチュア部門ではジュニア選手の活躍が注目を集めました。
渡辺安登・石垣真衣組がアマスタンダード6位入賞、藤井創太・吉川あみ組がアマラテンで6位に入賞しました。
成人選手に負けないダイナミックなダンスを披露。胸を打たれた人も多かったのではないでしょうか。ダンスナビゲーションではこの2組に注目しました。
アマチュア スタンダード6位入賞 渡辺安登・石垣真衣組
『渡辺組 日本インター成績』
・ジュニアラテン優勝
・ジュニアスタンダード準優勝
・アマチュアスタンダード6位
(ファイナリスト)
・アマチュアラテン9位
(セミファイナル)
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アマチュア ラテン6位入賞 藤井創太・吉川あみ組
『藤井組 日本インター成績』
・ジュニアスタンダード優勝(佐藤あみ)
・ジュニアラテン準優勝(佐藤あみ)
・アマチュアラテン6位(吉川あみ)
(ファイナリスト)
・アマチュアスタンダード8位(吉川あみ)
(セミファイナル)
藤井創太は2010年にはロンドンインタージュブナイル部門スタンダード優勝、2013年ジュニアブラックプール14U部門ラテンで優勝と世界で活躍中。
藤井創太は今回の日本インターよりダブルパートナー(ジュニアパートナー・佐藤あみ/アマチュアパートナー吉川あみ)で参戦。両パートナーと好成績を残している。
親友であり良きライバル
渡辺君と藤井君は小学校1年生から社交ダンスを始めました。
社交ダンス開始のきっかけにも親友ならではのエピソードが。
最初に社交ダンスを始めたのは渡辺君のお姉さん。お姉さんの送り迎えに来ていた渡辺君も社交ダンスの楽しさに興味を示します。渡辺君がダンスを始めるとその大の仲良しだった藤井君も遊びの延長で社交ダンスを開始。
と、数珠つなぎの様に社交ダンスを開始した2人ですが偶然近所にあったダンス教室が日本有数のジュニア育成スクールであった事も手伝い2人の才能は大きく開花します。
世界を視野に
彼らの活躍の場は日本に留まりません。ロンドンインターやジュニアブラックプールなど世界のダンサーが目指す競技会に積極的に参加し着実に実績を残しています。世界の舞台で活躍する選手。それが彼らの目標です。
今回成人の参加者が多い日本インターナショナルチャンピオンシップ・アマチュア部門に参戦した事も世界を視野に入れた戦略に基づいています。
世界大会に集まるジュニア選手は日本人と比べ圧倒的に身体が大きい。180cmを超える選手もざらにいます。そうした選手の中で大きさに負けないダンスをする。それが彼らの課題です。この課題を克服する為に参加した日本インター。今回の結果を踏まえると着実に前進している様子が伺えます。彼らの活躍を海外から耳にする機会も増えるのではないでしょうか。
バランスとリズムが鍵
彼らを育成するダンススタジオみやおかの宮岡先生にジュニア選手の育成の鍵を質問してみました。
ダンスナビゲーション
ジュニア選手を育てる上で大切にしている事は?
宮岡先生
基本のバランスを重視しています。バランスを鍛えるためにバレエのエクササイズを取り入れています。また、リズム感を養うために海外の競技会に積極的に参加しています。海外選手の持つリズム感を肌で覚えさせる事が目的です。
ダンスナビゲーション
2組以外にも教室在籍のジュニア選手が多く活躍していますね。
宮岡先生
ジュニア選手は先輩の背中を見て成長しています。これまでジュニアからプロとして活躍する選手も多く育ててきました。彼らの活躍が次に続く子供達の刺激となり成長の助けとなります。
ダンスナビゲーション
なるほど。今在籍する子供達は渡辺組や藤井組を身近で見て良いお手本として成長できるわけですね。その2組もこれまで教室で育ってきた先輩達の背中を見て育ってきたという事ですね。
今回の日本インターアマチュアラテンで優勝した鈴木佑哉・原田彩華組、決勝進出の鈴木奨大・鈴木加奈組(4位)も渡辺、藤井組の先輩にあたります。また乃木坂46で活躍中の市來 玲奈さんもこの教室の出身者。長年ジュニア育成に力を注いできた教室だからこそ提供できる環境もジュニア選手の飛躍の秘密のようです。
教室インフォメーション
社交ダンス(大人~子供)
勝田台駅