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顧問 ベリーベスト法律事務所

米オバマ大統領 タンゴを披露 無茶ぶりにこたえてこそ紳士☆

オバマ大統領タンゴを披露
オバマ大統領タンゴを披露

2016年3月25日

南米各国を訪問中の米オバマ大統領。

3月20-23日にはキューバを訪問。米大統領の訪問は88年ぶりの出来事です。ラウル・カストロ国家評議会議長と笑顔で野球観戦。和やかな2人の映像は歴史の1ページとなりました。

そして次の訪問地アルゼンチンでは歓迎夕食会でタンゴを披露!これはダンサーからの突然の誘いだったようですがスマートに対応しています。地元アルゼンチンのTVでは繰り返し放送され、国民の歓迎ムードが高まったとのこと。

 

オバマ大統領 タンゴの腕前は??

タンゴは踊ったことがないというオバマ大統領ですがダンサー女性の見事なリードも功を奏し名曲ポル・ウナ・カベサ (Por una cabeza)を踊り切りました。どんな無茶ぶりもスマートにこなせてこそ、一流の紳士なのかもしれません。
この映像は繰り返し放送され、米国と関係が冷え切っていたアルゼンチンの国民からも大好評だったとのことです。
スポーツや芸術が人の心を繋いでくれる。そんな事を感じさせてくれる南米訪問となっています。

名場面にポル・ウナ・カベサ (Por una cabeza) あり

タンゴに詳しくない人でも今回オバマ大統領が躍ったポル・ウナ・カベサ (Por una cabeza)は聞いたことがあるはず。

カルロス・ガルデル(アルゼンチン出身の歌手)が1935年の映画「タンゴ・バー」 (Tango bar) の挿入歌として作曲した名曲です。

カルロスは不世出のタンゴ歌手として知られるアルゼンチンの歌手・俳優ですが、この曲が発表された1935年人気絶頂の中飛行機事故で急逝しており現在でもアルゼンチンの国民的英雄として不動の人気を獲得しています。

誰の心にも響く旋律は彼の圧倒的な才能を物語っています。

英雄が遺した名曲でオバマ大統領がタンゴを披露したことはアルゼンチン国民の心に響いたことでしょう。

 

この名曲はその後も多くの映画の名場面を彩っています。

代表的なのが’セントオブウーマン’。アルパチーノ扮する盲目の退役軍人がレストランで出会った若い美女をダンスに誘います。美女をリードし見事にポル・ウナ・カベサ (Por una cabeza)を踊り切る姿に心が熱くなる名場面です。

 

 

セントオブウーマン

映画 Easy Virtue

こちらは日本未公開の映画Easy Virtue(2009年)の一場面。

ストーリーは分かりませんがパーティで注目を一身に集める美女(Jessica Biel。何か訳ありそうです)が登場。

目が合うと手を差し伸べる紳士(コリン・ファース)。なかなか勇気ある行動です。

そこから無言のままフロアの中心でタンゴを踊る2人。非常に美しくセクシーなシーンです。

ポル・ウナ・カベサ (Por una cabeza)   ボーカル:カルロス・ガルデル