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顧問 ベリーベスト法律事務所
2017年1月16日
WDSF10ダンス、WDSFアマラテン、WDSFプロフェッショナルラテンと長年に渡りトップ選手として戦ってきたアンドレイ・ザイチェフ&アンナ・クズミンカヤが2016年12月、母国モスクワで競技引退を発表しました。
素晴らしい戦いをありがとう
2009年までアンドレイとアンナは10ダンスで様々な栄冠に輝いてきました。
その後アマチュアラテンダンサーとして多くの優勝を飾りアンナの妊娠・出産後の2015年プロフェッショナルへ転向。順調に優勝を重ねてきましたがWDSFPDワールドチャンピオンシップス(モスクワ)で優勝後競技引退を発表しました。
18年の競技生活にピリオドを打ちましたが今後もショウケースの分野でダンスを続けていくと語っています。2人はともにロシアでダンス教室も運営しています。
後進の育成にも携わってゆくことでしょう。
インタビュー動画
2016年12月4日WDSFPDワールドチャンピオンシップスで優勝後のインタビューに応える2人。
おめでとうの言葉に感無量といった表情のアンドレイ。色々こみ上げるこのがあるのでしょう。
アンドレイ:ワールドチャンピオンシップス2度目の優勝、非常に嬉しいです。特にこのモスクワの地で優勝できたことは素晴らしい経験です。みんながここにいて、私たちは非常に幸せです。
アンナ:私たちは18年間このモスクワの地で行われるワールドチャンピオンシップスを待ち望んでいました。本当に素晴らしです。
インタビュバー:今日引退の知らせを聞いて本当に残念です。
アンドレイ:私たちは心からWDSFプロフェッショナルディビジョンに感謝の気持ちを伝えたいです。沢山の感動を経験しました。
そして私たちのダンスが前進する機会を与えてもらいました。プロフェッショナルとして戦った経験が私たちに多くをもたらしてくれました。ありがとうございました。
アンナ:本当にありがとうございました。
競技を開始した時から2人の花道はモスクワで開催されるワールドチャンピオンシップスと漠然と決めていた様子です。最後の競技会で見事優勝を果たし惜しまれつつ引退する2人。長年王者として戦い続ける事は容易ではなかったことでしょう。
2013年にアンナが妊娠し暫くエリザベータとWDSFPDで活躍したアンドレイ。
その後2015年末からアンナと競技参加を再開と2人の道のりも平坦ではありませんでした。
アンドレイの表情がこれまで乗り越えてきた壁を物語っているようです。
アンナは非常に清々しい表情をしています。既に今後新しく歩むキャリアに照準があっているのかもしれません。
2人は今後もショウケースを続けてゆくと発表しています。新作を楽しみにしています!
ラストダンス(ルンバ)
ファイナル チャチャチャ
2016年11月 ショウケース(ジャイブ)
エリザベータの近況
2013年-2015年までアンドレイとWDSFPDラテンでカップルを組んでいたエリザベータ(Elizaveta Cherevichnaya)。
突然のアンナ復帰に驚いたファンも多かったのではないでしょうか?
その後しばらく競技から遠のいていたエリザベータですが、2016年末よりロシア人ダンサーデニス(Denis Tagintsev)とカップル結成し活躍中です。
デニスはロシア版DWTSに出演するイケメンダンサー。華やかなカップル結成ですね。デニスはTV出演も多いダンサーのようなので競技よりもショウケースが中心となるかもしれません。
黒髪のボブスタイルが印象的だったエリザベータですがブロンドのロングヘアにがらりとイメチェン。もともと美人ですがさらに女っぷりがあがっています☆今後もこの2人に注目してゆきます。